芳香蒸留水の使い方①~日常編~

精油に比べて作用がおだやかな芳香蒸留水。精油を作る過程で抽出されますが、希釈しなくてもそのまま原液で使えます。すぐ使いたい時に便利です。私はハンドケアによく使っています。以前は看護師をしていたので”1手技1手洗い”という原則がありました。文字通り、「1つ何かをしたら1回手を洗う。」という考えです。ハンドクリームを塗ってもなかなか手荒れは改善せず。精油もいろいろ試したのですが、その時は本当に手の皮膚が弱っていた為、精油の刺激さえも受け付けない状況でした。そのため、選んだのは芳香蒸留水でした。傷があったことからラベンダーの芳香蒸留水を選択。

 作用が穏やかなので時間はかかりましたが、ぶり返すことなく手荒れを改善させることができました。

 精油よりも手軽に使える所、そしてハンドクリームとは違ってすぐに乾くので、お仕事中にもおすすめです。

感染予防のご時世になり、カバンの中には必ず1本持ち歩いています。夏は日焼けのケアも兼ねてラベンダーを。感染予防になお気をつけたい時期は月桃を。精神的に疲れた時には白樺などのバラ科アレルギーがない方は、ローズの芳香蒸留水も香りに癒されてとてもおすすめです。私は残念ながらアレルギーを持っているので、オレンジビターの香りから抽出されるネロリの芳香蒸留水を癒し&ハンドケアに持ち歩きます。

夏はデオドラントとして吹きかけ、ハンカチで拭き取るとさらさらにもなるため、1本で何役にも。とても便利です。

次は旅先の使い方について書きます!Snowzegarden yukina