本日のブログは最終目的地、沖縄編(*'▽')
友人の結婚式のために訪れたのですが、
日本の端から端までの移動。なかなかないチャンス!と5年ぶりに車を運転するという恐怖体験の中(笑)、「月桃」の産地として有名な沖縄県「今帰仁村」(なきじんそん)を訪れました。北海道同様、地名が読めない沖縄県です(笑)
この今帰仁村は、那覇空港から高速道路を使っても2時間かかる土地。
実は亜熱帯植物を中心としている植物園を訪れたのですが、この度のコロナ騒動で休園でした。この亜熱帯植物園では、ジャスミンの木を見に行く予定だったのでとても残念です。
しかし、ここが休園していたのも後々意味が出てくるので、旅はおもしろいです。

Googleより
戻ってからスノーズガーデンのワークショップで使いたい!と思い、この今帰仁村で必ず購入したいものがありました。それがこの「月桃の芳香蒸留水」。ショウガ科の月桃。沖縄ならではの植物なので、ぜひワークショップで使いたい一品だったのです。テスターで手に吹きかけてみると、さわやかな香りはもちろんのこと、数分後かけた部分がとても熱をもっていることに気が付きました。沖縄といえど、この日は雨。そして北海道の初夏ぐらいの気温です。そして沖縄仕様で薄着な私。この温かさになんだか癒されました。
そしてここで私の好奇心が…(笑)
「このハーブ農家さんを訪れることはできないかしら?」と思い立ってしまったのです。
今帰仁村の「道の駅」のような所で。
まるであのテレビ番組の企画のようですが(笑)、
販売のスタッフさんに連絡をとって頂き。
まさかのタイミングが合い、訪れることができました。




2メートルの背丈の月桃。蒸留前、蒸留後の香りの違い。月桃の種類や蒸留の工夫など。たくさんお話を伺うことができました。このハーブ園には月桃の他にも、たくさんのハーブを育てられていて、北海道の富田ファームさんともお知り合いだそうで、富田ファームから株分けされたラベンダーが育てられていました。そしてどうしても出会いたかった植物にここで出会います。


まさか、ここでジャスミン登場。沖縄ではジャスミン茶はさんぴん茶と呼ばれ、この土地で親しまれているジャスミン。暖かい所を好むので、温室でなければ育たないと思っていたのですが、さすが沖縄です。「植物園でジャスミンを見たかったのですが、閉まっていて・・・」と世間話をしたつもりが、「そのあたりに生えてるよ~!」と畑を案内してくださいました。残念ながら花が咲いていない時期でしたが、葉をこするとほんのりジャスミンの香りを感じることができました。一番好きな精油、一番好きな香りの植物にやっと出会えました。
そしてせっかくなので沖縄らしい体験を!と思い立ち・・・さんぴん茶と沖縄の塩で作られたハーブボールを体験。写真のように、手のひらサイズのハーブボールで背中を温めながら行っていくマッサージ方法です。精油とはまた少し違う、ジャスミン。さんぴん茶の香りが漂い、施術後も自分自身がほのかに香りました。普段は精油をブレンドする私ですが、シンプルな香りも好きなので、とても素敵な香りにつつまれ、旅の思い出となりました。今回の旅は「日本のクリニカルアロマセラピー」として、来月のワークショップで皆さまにお伝えしていきます!(4/9、11開催です。)
たくさんの植物と出会うことができ、有意義な時間を過ごした旅でしたが、実はトラブルも発生しておりました(笑)旅にトラブルはつきもの。それも良き思い出です。明日のブログは「旅のトラブル対処編」をお送りいたします。ワークショップ、楽しみにお待ちください(*'▽') Snowzegarden yukina.