芳香蒸留水

あまり日本では馴染みがない芳香蒸留水。

 

植物から精油を作る手段(蒸留といいます。)は何種類かあるのですが、代表的な製法は水蒸気を使って行う方法です。

 

昨年、ラベンダー精油を蒸留しに行きました。

ラベンダーの花は、日が上がってくると花が開きます。そのため花が開く早朝に収穫しなければなりません。

 

乾燥させた後にこの機械を使って蒸留します。

徐々に機械の中は二層に分かれていきます。

 

機械からビーカーに取り出し、

上層が精油。

下層が今回ご紹介する芳香蒸留水です。

このように精油と一緒に採取することができます。

バケツ2、3杯のラベンダーを蒸留し、わずかな量の精油がとれます。

芳香蒸留水は約5L程度でした。

 

精油よりも作用が穏やかな芳香蒸留水。

ほとんどの精油は原液塗布が禁止されています。皮膚への塗布は原則希釈が必要です。

しかし自分で毎日続けるには難しいと思うので、必要な方には芳香蒸留水を利用していただいています。

スノーズガーデンでは、リアンさんの芳香蒸留水を取り扱っています。

私はもともとローズの香りを好まないのですが、ここのローズの香りはやみつきになります。芳香蒸留水の使い方は、また後日に。 Snowzegarden Yukina